OVA、「メガゾーン23　Part�U」からプロトガーランドをやまとが製品化。
お値段18,690円也。

上の画像を良く見てもらえば分かると思いますが、ガーランドからそのまま流用されている部分はほとんどナシ。
赤にグレーというカラーリングがタマランね。

赤の成型色もガーランドに比べて一段暗いカンジ。

実は、マニューバクラフト時にフロントカウルがツライチにならないという仕様になんだけど、そんなの吹き飛ばすカッコ良さ。いや、まあちょっとは気になるんだけどさ。

今回新たに追加された補助パーツのおかげで、コロ走行させても自壊しなくなりました。

それ以外にも各部の結合を補助するジョイントが追加されていたりするんだけど、この補助パーツは別パーツになっているだけあって効果テキメン。

このパーツをガーランドにアップデートすることは出来ませんが、これだけで満足。
やっぱタイヤの付いてるオモチャはコロ走行出来てナンボでしょう。

「７Gのオペレーター、聞こえますか、７Gのオペレーター」

というわけで、ガーランドでは再現しきれなかったフロントスクリーンの追加と、それに映し出される時祭イヴのステッカーが付属。
ちなみに、実際にイヴのステッカーを貼った場合、スクリーンを閉じてもイヴの前髪だけ見えてしまう、オマヌケなコトになってしまう模様。

ガーランドの時はモールドだけだったフェンダーミラーが起こせるようになり、それに貼付けるステッカーも付属。なんだけど、このステッカー、やたらチープであまりよろしくない出来 なのよね。

ミラーは銀メッキが良かったなあ。もしくは銀塗装。

映像を見ても十分カッコイイと思ってたけど、ちゃんとした立体物になると思ってたよりもずっとカッコいいわ。
でも、カッコいいけど、ほとんど活躍しないままヤラレちゃうのよねー

プロトの特徴であるエアブレーキも開閉。中に覗くメカニックもキモくてイイカンジです。

ここまでスルーしてますが、今回もライディングポーズ専用の若干可動する矢作省吾フィギュアが付属します。
当然、シートに跨らせたままマニューバクラフトからマニューバスレイブに変形出来ます・・が、省吾フィギュアの出来が相当酷いです。

ホラね。
これは元絵を知らない人でも「なんだかなあ」って思うんじゃないだろうか。

タイヤが付いてるオモチャにコロ走行が大事なのと同じくらい、いや、それ以上か、「可動フィギュアが乗り込めるロボTOY」に付属するフィギュアの出来は大事なのです。

一応大きさについて触れておくと、ミクロシスター以上、ミクロマン以下。ガーランド付属の省吾がミクロマンサイズだったのを考えると、一回り小さくなっていて微妙。

ちなみにこの省吾クン。
背中の文字は一文字変わって「SIX　WAX」になっております。

それでもプロトがカッコいいので許せちゃう。
気が早いにも程があるけど、今年買ったオモチャで一番カッコいいかもしれないわ。

ちなみにライフルのグリップにはダボ穴が開いていて、掌のピンで固定できるようになりました。
ライフルも手首も塗装されてるので、ちと固いのが難点。

プロトのカッコ良さをひとしきり堪能したら、付属するスペシャルパーツ・ハーガン用のライフルとシールドをガーランドに持たせてあげましょう。
「メガゾーン23」でのラストにおける大破寸前のガーランドを再現することが出来てしまいます。

しかし、ガーランドの指ではこんな小さなライフルですら持つのが難しい。

シールドは腕のフックに固定する方式なんですが、グリップも付けて欲しかった。
どうせガーランドの指の保持力じゃ持てないんだろうけど、フック固定はいまいちサマにならんのですよ。

ていうか、腕のハッチ開いちゃってますね。

以上。
もう失禁モノのカッコ良さです。ガーランドからかなり改善されていて遊び易さも格段にアップしてます。

ただ、銅色のプラの成型色や塗装済みのゴムパーツなど、経年劣化に弱そうな部品が多いのが怖いです。
ゴムパーツに関しては、ずっとブリスターに入れておくと可塑剤の揮発と共に溶けたり、逆に、空気に触れ続けているとボロッと逝ってしまうかも。
保管派のユーザーはあまり空気に触れないように保管しつつ、たまに空気に晒してやるといいかも。

メガゾーン23シリーズ、やまとには今後も続けて欲しいなあ。