なぜか日本を除くアジア・オセアニアでのみ流通しているユニバース版スペリオンを紹か〜〜い。

ユニバース版は「TRANSFORMERS ENERGON」期に発売された同コンセプト、同名、別キャラクターとして発売されたアイテムのリカラーになっています。
また、アメリカでは実写映画「リベンジオブザフォールン」版のパッケージに梱包し直されたものが、ターゲット
限定で流通しています。

さて、スペリオンとは、飛行機に変形する中型ロボ＋小型ロボ×４体が合体して完成するコンバイナー。

本来はリーダーであるシルバーボルトを中心に、スリングショット、エアレイド、ファイアフライト、スカイダイブの
5体から成るチームですが、ユニバース版ではスリングショットの代わりにエアレイザーが加入。

メンバー変更の理由については全く言及されていません。

G1との関連性については、G1トイのバイオではディセプティコンの破壊のみを考える盲目的な戦士として
描かれたのに対し、ユニバース版のバイオではそれ以外の事も思考するとあり、スペリオンがより人格面での
成長を遂げたと解釈出来るような、、、出来ないような、、、
　

さてさて、このスペリオン。
ネット上では、「金型が痛んだせいで、各部がユルユルのポロポロ」というハナシだったので、
僕も買い控えてましたが、米流通版（パッケージがムービーシリーズ扱い）も発売ということで、思い切って購入してみました。

とりあえずG1ふうに合体。

本来の合体方法だと腕が腕には見えないカタチなので、、、なんとか腕っぽく見えるように処理、、、
割とカッコいいじゃなーい。

前述の「ユルユルのポロポロ」に関してですが、ウチの固体は左膝の合体ジョイントの精度が悪いのみでした。
各部のモールドの精度にも品質の低下は見られない他、そもそもシルバーボルトの設計には難がある為、
（各部のピンが短すぎるなど、、、）金型の劣化というワケではないと思われます。

また、部品の精度低下以外に、組み立てミスが目に余る程に目立ちます。
それについては後述。

スペリオンはコンバイナーなので当然胴体と四肢がそれぞれビークルモード、ロボットモードを持ちます。

まずは腕を構成するエアレイド＆エアレイザー。

合体時に指を構成していた棒が武器になるんですが、、、武器というか誘導灯に見える。

続いて両脚を構成するファイアフライト、スカイダイブ。
ビークルモードはA-10�U。

カッコイイかどうかはともかく、結構カラフルで豪華です。

そして胴体を構成するシルバーボルト。
各ビークルモードはランディングギアの展開、収納が出来ます。

さて、このシルバーボルト。
目に余る組み立てミスの多さ。

・肩パーツが左右逆（わきがしまらない
・胴体内部の板状のパーツが上下逆
・腿パーツが左右逆
・膝パーツが前後逆（膝が曲がらない

といった具合です。
肩パーツはピン抜きを必要とする為、修復にはある程度の慣れが必要ですが、それ以外はネジを外して
正常な位置に組みなおすことで解決出来ます。

スーパーリンクの頃から同じ組み立てミスがあるようなので、ハズブロちゃんと仕事しろと言いたい。

さて、気を取り直して、、、

同じくユニバース08で発売されたシルバーボルトと比較。

ネットであまり見ない後姿も掲載してみます。
脚の情報量が凄い。

飛行機に変形するロボット5体セットで、しかも合体可能ってことでプレイバリュー高しなTOYです。
同じくアジア・オセアニア流通のブルーティカス・マキシマスも欲しくなってしまう、、、

う〜ん、カッコいい。