クラシック2.0のパワーグライド（Wal-Mart限定カラー）を紹介します。

元々は2008年の7月頃に発売されたアイテムのリカラーで、翌年10月頃に発売されました。
リカラー前はデカい上に、首からしたが真っ白けで、オリジナルのイメージとはかけはなれていましたが、
このリカラーで、グッとオリジナルに近づきました。

余談ですが、最近、ちらほらと“Only at ◎（Target）”を「at限定の〜」と書いているサイトを見かけます。

さて、このパワーグライドは日本版であるUSAエディションと違い、ちゃんとボックスアートも赤いカラーで描かれています。バイオも新規のものです。

もちろん、オリジナルのカラーリングに囚われないリカラー前も、それはそれでロックなカンジで魅力のあるアイテムだと思います。

実際に手に取るのと、写真では抱くイメージは違うものですが、こうして写真で（直立不動の状態を）見ると、
ボディに対して腕が浮いて見える気がします。全身真っ白けは、それを曖昧にするというイミもあったのかもしれません。

ライト＆サウンドギミック用の黄色いボタンが浮いていて、惜しいカンジです。

尾翼に印刷されている“NA W4Y W360”は、N AW4Y W3 60。つまり“AND AWAY WE GO”となり、
これはシーズン2、第38話「The Girl Who Loved Powerglide（邦題：令嬢より愛をこめて）」における
パワーグライドのセリフの引用になります(空中要塞のバリヤーに捕らわれたパワーグライドが、アストリアの助力でバリヤーから抜け出す際のセリフ）。

リカラー元の白い方もそうでしたが、ガトリング砲を装着したまま、ランディングギアを展開すると、ガトリング砲が地面に擦れてしまう点が、このアイテムのザンネンポイントです。

今回、電池を抜き取るために開封しましたが、各可動部分などがシッカリしていて、とても弄り易い個体に当たりました。白い方は全体的にグラグラしていたので、このTOYの印象がガラリと変わりました。

オリジナルのパワーグライドの、変形工程（翼をたたむ、脚を伸ばす）をキチンと受け継いだ上で、胸のハートや、サウンドギミックなど新たな要素を盛り込んだ、 遊び心のある、魅力あるTOYだと思います。

個人的には胸のクリアパーツにライトを仕込むより、ハートを光らせて欲しかったです。

今回、リカラー元の白いものと並べた写真をアップしたかったのですが、白い方は実家。
せめて写真だけでもHDDにないか探したところ、日本版のパッケージと並べた写真しか出てきませんでした。

これを撮って、何をしたかったんだろうね自分。